資格を取ろう!
28年の総務省の社会生活基本調査では、日本人就業者の学習・自己啓発のための時間は1日6分でした。世界の比較でもダントツの低さです。しかし日本人は勉強しないと言われてきましたが、コロナの家ごもりで資格の勉強をしたと答えた人が意外と多かったのです。
ユーキャンの資格一覧表には80もの数の資格があります。
趣味系、仕事系。仕事系の人気順位は1位医療事務、2位調剤薬局事務、3位食生活アドバイザー(R)、4位ファイナンシャルプランナー(FR)、5位登録販売者(薬剤師に次ぐ医薬品の専門家)
仕事に生かすのであれば、取りたい資格を持っている人かその業界の人にまず話を聞きましょう。難易度や取ったらどの位仕事に役にたつのかどの位勉強時間が必要なのか。
合格率10%未満(最難関科目)と一番低い税理士は、何年もかけて1つずつとればよいので一度に全科目の試験を受ける会計士の方が大変だったり、準看護士のようにどんなに点数が良くても病院の推薦がなければ受からないとか、二級建築士のように公的機関が行う直前講習では試験問題にひっ迫しているとか、聞いて見ないとわからないことがたくさんあります。
傾向と対策で言えば、インテリアコーディネーターは広く浅く、二級建築士は難しく見えますが狭く深くなので、人によっては逆に取りやすいかもしれません。大学の物理が出てきますが、無理なところは点数に影響がないように諦めます。試験ですから割り切りましょう。合格してからゆっくり勉強すればよいのです。
法律系は春、建築系は秋のように時期に傾向があったり、年に1回しかないものや数回あるものもあります。勉強計画の立て方が変わりますね。
そして大事なのは自分が毎年歳を取るということ。今忙しいから来年とろう・・・ではなく今年取るほうが楽なんです。境目は30歳が目安です。建築系のように1次2次があるものは体力がもたないんです・・・
大工さんが二級建築士をとる時代です。今元気でもケガをする、病気をするとなるとガテン系は難しくなるなど人生の計画に変更はつきものです。監督や積算に転向できます。
転職や再就職のときに案外資格は重視されています。どんな人なのかわからない時、資格を持っていると一定水準をクリアしているとして強烈なアピールになります。
努力できる人なのだとわかることも大切です。